料理人のシンボルはコックコート。プロの調理人はコックコートを着用します。それは、機能美と安全性を兼ね備えたワークウェアといえます。コックコートの歴史は近代ヨーロッパがルーツです。19世紀の男性の上着はナポレオンジャケットが代表するようなダブルの打ち合わせでスタンドカラー衿のジャケットを着用していました。このデザインがコックコートの原型となって調理人用のコートとして進化してきました。
●コックコートとしての機能性。ダブルの打ち合わせは、調理時の火や油から身を守ります。カフスの折り返しが長いのは、伸ばした状態で使用すれば鍋つかみにできるからです。それはスピーディに調理をする為の工夫から編み出されたデザインです。コックボタンが組みひも仕様なのは、素早くコートを脱げるためです。火や熱湯がかかった場合の安全性を考えています。
●コックコートとしての象徴性。コックコートはフォーマルなレストランやカジュアルな店舗にも、どんなスタイルの飲食店にもマッチします。プロの調理人の象徴がコックコートなのです。糊のかかった真っ白なコートで決めるシェフ・スタイルでも、ちょっと着崩したカジュアル・スタイルでもカッコよさはかわりません。
■使用素材カツラギ 綿100％（国内生地使用）
■素材特長火や熱に強いので火力の強い調理をするこコックさん用です。綿100％なので万が一火が燃え移っても炭化するので安全です。また、風合いも柔らかく、漂白によって白さを保つ事ができます。
■形状特長胸ポケット。 組み紐ボタン。 袖タック。 袖口カフス。